建築物省エネ法は2020年に住宅に義務化される事は皆様も周知の事です。この中でも伝統的な建物は地方の気候風土や特性の習慣を取り入れたものとして、相いれない所があり、そのような建物を勧める実務者にはジレンマの日々が続いていました。しかし、そのように地方の特性を活かし、外皮基準の適合困難を所管行政庁が認めたものはその規定を適用しないこととし、その判断の技術的助言を示すように各特定行政庁で検討するように国交省は提示をしました。これは伝統構法を勧める我々にとって朗報であり、今後の取り組みの方法に悩む方々へは次の打開策を見出す事が出来そうです。しかし、私達がただ待っているだけでは解明するものではありません。今後の行政との考え方を共有する方法論を見出さなくてはなりません。
　埼玉県の綾部工務店の綾部孝司さんはその活動を積極的に進め、石端建ての建物をこの度完成させました。その方法や行政の問題点が何処か、お話を伺いたいと思います。 皆様も万障お繰合わせの上ご参加頂きますよう御案内申し上げます。

平成30年2月20日（火）
18：00〜18：30　開場・受付
18：30〜20：45　 勉強会